入浴タイムは、本当は楽しい時間のはず。
でも、お肌が敏感になっている時は、入浴タイムが苦痛になることもありますね。
体を洗っている時に刺激を感じたり、お風呂から出た後はかゆくなったり・・・
お肌が元気な時には、理解できない辛さです。
このページでは、そんな時のお役に立てるような情報をまとめています。
少しでも、皆さんの入浴タイムが楽になれますように!
ボディソープがしみるのはなぜ?
乾燥肌やアトピー肌にボディソープがしみる原因
お肌が乾燥している時やアトピー症状の時には、ちょっとした事で痒みを感じてしまいます。
お子さんの場合、「掻いちゃダメ」と言っても無意識に掻いてしまう事も多いのでは?
こんな状態の時は角質層のバリア機能が破壊されて、お肌から水分が逃げてしまい乾燥が進みます。
細かい擦り傷が無数に出来ているので、ボディソープやシャワーでもしみる原因になります。
老人性乾燥肌にボディソープがしみる原因
年を重ねるごとに、お肌の水分量は減っていきます。
そして痒い部分を掻いてしまうと、アトピー症状と同じように角質層がダメージを受けます。
カサカサした白い皮膚が落ちるような状態になってしまうと、ボディソープなどでも刺激を感じることが多いのです。
デリケートゾーンにボディソープがしみる原因
デリケートゾーン周囲の皮膚は、とても薄いので外部からのダメージを受けやすいのです。
知らないうちに細かい傷ができてしまうと、ボディソープなどで洗う時にしみるようになってしまいます。
摩擦で擦られる
下着やナプキンで肌にダメージが残ることがあります。
また、締め付けがきついデニムなどを着ている時など、摩擦が起こりやすくなります。
デリケートゾーンの洗い過ぎ
デリケートゾーンの匂いや黒ずみが気になって、力を入れて洗ってしまうのはNGです。
ゴシゴシと洗い過ぎてしまうと、タオルの摩擦でさらに皮膚にダメージが残ります。
ボディソープの刺激成分とは?
人工香料と着色料
健康なお肌の人には刺激がなくても、デリケートなお肌には人工香料や着色料も刺激成分になります。
洗浄作用の高い界面活性剤
ボディソープの主成分である界面活性剤は油となじみやすい性質があります。その性質があるので、皮脂汚れなどを落としやすい状態に変化させます。しかし、体を洗っている時にお肌にも吸着するので、刺激につながることがあります。
体を洗った後、かゆくなるのはなぜ?
お子さんがアトピー症状の場合は、パジャマを着させるまで一苦労ではないかと思います。
洗い方などを見直すことで痒みが軽減できる可能性もあります。
洗い方が間違っている
毎日、垢すりのような感じで肌をゴシゴシ洗うのはNGです。
水道水の刺激成分
水道水に含まれている塩素成分で刺激を感じる場合があります。
また、水道管の古い赤さび等がシャワーと一緒に飛び出してくることもあります。
築年数が古いマンションなどでは、この赤さびもチェックされると良いです。
ボディソープ の選び方
ボディソープを見極める
強い洗浄力のボディソープはなるべく避けるようにしましょう。
肌に優しい洗い方
泡で体を洗う
なるべくたっぷりの泡で洗いましょう。
デリケートゾーンなどは、タオルを使わずに手のひらでやさしく洗いましょう。
おススメ!ボディソープ泡の作り方
私がいままで試した中では、泡ボトルが一番楽ちんです。
ほんの少量のボディソープでもたっぷりな泡が作れるので経済的です。
綿などの柔らかい素材のタオル
タオルを使う場合は、綿素材などのやわらかいタオルがおススメです。
シャワー浄水器を試してみる
シャワー浄水器は、塩素や水道管の赤さびなどの「刺激成分」を除去してくれます。
台所で浄水器を使うように、浴室でもシャワー浄水器のご使用がおススメです。
まとめ
- 角質層にダメージを与える洗い方を排除しましょう
- 着色料、人工香料、ラウリル硫酸系はなるべく避ける
- 体を洗う時は、たっぷりの泡でやさしく
- 水道水の刺激成分も要チェック
私は息子がアトピーで悩んでいる時に、「体を洗うことがつらい」事を初めて知りました。
私自身は、どんなボディソープを使っても平気だったので、最初は驚きました。
でも、いろいろと調べているうちに、肌に刺激を与えるものがだんだんと分かってきた記憶があります。
スキンケアだけではお肌が元気を取り戻すのは難しいので、生活習慣全般をチェックするようにしてください。
このブログでもいろいろと情報発信していこうと思います。